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今なら・・・ [こころ]

清々しい風、目の前に広がる新緑。

余計な気持ちに心を動かされず、現実の世界を生きている私

そう思いながら過ごせるのは、いったい何年振りの事だろうか。

確実に私の心は?色々は、良くなっていっている。

そう実感できる。出来ている私が居る。

それなのに、いったい何なんだろう

この寂しさは・・・



この曲を聞かずに、この季節を通り過ぎる事なんて出来ない・・・






 そして私は十数年、解決を先送りして来ていた身内の問題解決に立ち上がる。

 もう限界! 助けて! と皆が叫び出して来た。

 本当に解決出来るのだろうか。

 この先私には、どんな人生が待っているのだろうか。

 怖い 不安 

 そんな事は言ってられない。

 とにかく前を向いて、一つ一つ、一歩一歩、それしか解決方法は無い。

 歩み続ければ、必ず終わりは来るはず!そう信じて、乗り越えて見せる

 私なら出来る! 以前の私なら・・・ 昔の私なら・・・

 そう今の私なら・・・



 

穏やかな日常 [こころ]

穏やかな日常。

平日は好きな仕事で、ちょっぴり怖い顔も見せながら、笑顔と笑い声を絶やす事の無い日々。

帰宅後は、のんびり夕食を作り、我が子と食べる。

帰りの遅い夫を待つ時間、好きな事をしながら週末の予定を考える。

そんな生活になった途端、不思議と夫の帰りも少しずつ早くなっている。

子どもが学校に行っている土曜に、夫婦でお出掛け。ランチにドライブ。

穏やかな生活である。


彼は昨年の夏 突然、私の目の前に現れた。

彼の登場は、30年近く引きずって来ていた私と元彼との関係を終わらせてくれた。

そして彼は私の元から、姿を消した。

消えたのは、姿だけだと思っている私だけれど・・・わからない。


まるで夢の様な、数ヶ月だった。


穏やかな日常。

愛する夫が居て、愛する子どもが居る。

愛してくれる夫が居て、毎日笑顔を絶やさない子どもが居る。

毎日、家族の事を想い、家族の無事を願って暮らしている。

妻として、母として、極々当たり前の普通の暮らし。

これが本来 『私の在るべき姿』




私が、こんな風に思い、こんな風に生活していくだろうと、十分に分かっている彼だから・・・

海外赴任後に、

「どうしたらいいか分からないんだ。

 あざみちゃんの事をずっと想い続けて来てて、そう簡単に忘れられないから・・・」

と、メールして来た事の有る彼だから・・・

私の事を色々考えて、大切に想ってくれている彼だから・・・


彼が異国の地から返事をして来ない理由が、なんとなく分かった様な気がする。


「私の想いは変わらないから」って、あれほど伝えたのに、伝えているのに・・・

この距離をどう埋めてあげれば、どう埋めて行けば、いいのだろう









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毎日 [こころ]

淡々と、ただただ坦々と、毎日が過ぎて行っている。


ほんのちょっとの時間でも、一つ好きな事をして過ごしている。

そんな毎日は、楽しい。

職場は人の出入りも有り、違った価値観に刺激も受け、楽しく過ごしている。

そんな毎日は、更に遣り甲斐を感じ、充実している。

休日は家族と過ごす時間が増え、外出を楽しむ事が出来る様になった。

そんな毎日に、幸せを感じている。


でも私は・・・

子どもに「おやすみ」と言われ、夫も帰って来ていない、真夜中の静かな部屋の中で思う。

淡々と、ただただ坦々と毎日が過ぎて行っている。

気持ちは、心は、少しずつ変わろうとしているが、

20年以上続く、この時間の、この孤独感、この想いは変わらない。

14年近く続く、私の目の前の景色は、何も変わらない。変わり様が無い。

どんなに深く、心の奥底へ沈めても、

私の「ここ」での生活の息苦しさは、変わらない。

逆に増すばかりである。


帰りたい・・・ 戻りたい・・・ 

願いは、ただそれだけ・・・







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自立 [こころ]

彼からのメールの返事が届かないまま、彼の誕生日を迎えていた。

私は「おめでとう」のメールを送った。

お礼の返事は、その日の内に、数時間後に返って来た。

「あざみちゃんが自分の中に居る事で、異国の地に居ても気持ちの支えになっている。

 ありがとう。これからも居てください。」と・・・

嬉しかった。本当に嬉しかった。

しかし、その前の私からのメールは読んでいないと言う。

忙しく自分の事で精一杯の今の彼は、どんな内容が書かれているか予想の付く、私から届いた

ちょっと長目のメールは、読む気分になれないのだと言う。

その気持ちや言っている事は、分からないわけでは無いけど、でも・・・ 


それでも私は、「もちろん居なくならないよ。大切に想い、心配しているからね。」と、返事を送った。

居なくならない。心配している。本当の気持ちである。

「私の存在を支えにしている」とまで言ってくれる彼を大切に思う想いは、今までと同じで変らない。

でも私は、今の私は、これからの私は、

私への優しい言葉、私を元気にしてくれる言葉、そして寄り添って欲しい気持ち、

それはもう、求めない。

『彼に』というより、もう『誰にも求めない』と思う。

きっと私の求めるものなど、何処にも無いのだろうから・・・


目が覚め、一日がスタートした瞬間から、殆どの時間をため息とイライラの中で過ごす毎日。

眠りに就くまで確認の繰り返し、時には夜中に不安になり、起きる事もある。そして、

「あぁぁ、やっぱり・・・」と、ため息をつきながら、水道の蛇口を閉める。暖房のスイッチを切る。

冷蔵庫の扉を閉める。電気を消す。そして理由も分からない涙と怒りが、こみ上げてくる。

いつまで続き、いつ終わるのか分からない苛立ち、我が子の将来の不安が膨らみ、眠れなくなる。

そんな生活を、そんな気持ちを、消し去ってくれるものなど、何処にも無い。

私自身が犯した過去の過ちの苦しみを、理解し救ってくれる人など何処にも居ない。

こんな複雑で、面倒臭い私を理解し、受け止めてくれる人など、何処にも存在しない。


本当は、私の不安、私の弱さ、私のずるさ、私の叫び、この胸のうちを聞いて欲しかった。

できるので有れば、ありのままの私を受けとめてくれる存在が、居て欲しかった。

でもそんな人は、何処にも居ない。

だからきっと、自分自身で解決するしか無いのだろう。

誰かに依存しているうちは、解決しないのであろう。

以前の記事でhttp://kokoronomukumamani.blog.so-net.ne.jp/2013-08-20

その解決方法を、もう私は自分で 『探せない・・・』 と綴ったけれど、探してみようと思う。

今の自分ができる精一杯の方法で、自分の足で立ってみようと思う。

それしか、ここから抜け出す方法は無いのだろうから。


この方法は、間違っているのかもしれない。でも今の私には、これしか出来ない。

今の自分が持つ感情は無かったものとして、深く深く心の奥底に沈め、

今までの事は何も無かった事として、明るく元気に過ごしていく。

これが今の私に出来る、精一杯の解決策。

きっと多くの人達も、こうやって乗り越えているのだろうから。


経験したら、学ばなければ・・・ 経験から、学習しなくては・・・

求めない

探しているものなど、どこにも無い。

期待しない

そうすれば、悲しむ事も、落胆する事もしないで済む。



さあ!また明日から新しく、賑やかで、忙しい一年がスタートする。

また明日から、いつも通り家族と共に、過ごして行こう。

また明日から、私を頼りにしてくれる身内の為に思案して、なんとか解決していこう。

また明日から、私を慕ってくれる人達の為に、誠実に仕事をして行こう。

私には、こんな私でも、慕い、悩みを打ち明け、頼って来てくれる人達が居る。友人が居る。

私には、私を頼ってくれる身内が居る。

私には、私を大切にしてくれる家族が居る。

「かあさん」と笑顔で呼んでくれる、我が子が居る。

「大好きなあっちゃん」と、今では何時でも側に居て、大切にしてくれる夫が居る。

それだけで私は十分に、幸せな人間なはずである。


明るく、元気で、客観的に物事を解決していける私が、求められている『あざみ』なのだから・・・

いつだって、明るく、元気で、誰にでも笑顔で接し、頼れる存在で居る事が望まれているのだから・・・

私は、そんな『あざみ』で居なくては、いけなのだから・・・

私の気持ちは、心の奥底に深く深く沈め、以前の様に、明るく元気な私を演じよう。

演じているうちに、本物になっていく事を信じて! 

本当の元気を取戻せる事を信じて!!


これが俗に言う、『前向きに生きる』 と言う事なのだろうか・・・






本当にコノユビにトマレたら、何か良い事が起こりそう[ぴかぴか(新しい)]





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わかれ・・・ [こころ]

たった10日間の間に私達は、色々な事があった。

いや!正確には、私の中で色々・・・なのだろう。

彼にとっての私は、居る事が当たり前になった。

自分にとっては、「必要」「居なくならないでくれ」「癒して欲しい」

でも、私の「淋しい」の気持ちには全く触れず、「おやすみ」だけになった。

それどころか、そういうメールを送った時は、返事すらない。

偶然なのかもしれない・・・偶然、接待で帰宅が深夜になったのかもしれない。時差もある。

でも私は、そんな風に広い心で解釈し、理解し、付き合う事は、以前の彼との苦い経験から

二度としないと決めているのである。

都合良く癒すだけの、癒してあげるだけの、一方通行の付き合いはしない!と決めているのである。

「決めている」というより、出来ないのである。そんな心の余裕が、私には無いのである。

疲れた私の心も癒してくれる、労わってくれる、「お互いに」の関係じゃないと無理なのである。

以前、彼にも言われた事がある。

「あざみちゃんは、自分も甘えたいって言うけど、本当は甘えて貰いたいタイプだろ^^ 

 あざみちゃんと付き合って、甘えない男はいないよ。安心しない男なんて、いないよ。

 あざみちゃんは、そういう女性だよ。ずっと甘えていたくなる女性、安心をくれる女性。」と・・・

私はいつも相手の気持ちを考え、理解しようと努める関係には、もう疲れたのである。

既に今まで有った分だけで、いっぱいなのである。増やす事は出来ないのである。

減らして生きたいのである。

まず仕事をパート勤務にした事で、責任&勤務時間が減り、持ち帰りの書類仕事からも解放される。

一つ、一つ、解決していかなくては、以前の様に自分の力で。以前の私の様に、自分の力で。

その「解決して行く」という中に、彼が入るのか? 入らないのか? 

それは、今の正直な私の生活、気持ちを送ったメールへの、彼の返事しだいである。

私は、本意なのか? 違うのか? 私自身が分かっていないけれども

以前の私に、戻ろうとしている。

それが私にとって本当に、良い事なのか? 悪い事なのか? も、分からないまま・・・



  この歌の様に、夜の海に流されてしまいたい・・・




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